
Talk member
株式会社アスカフューネラルサプライ
総務・広報
窪田 美幸

株式会社アスカフューネラルサプライ
アテンダントリーダー・セクションマネージャー
桒木 千乃

今回が第一回となるインタビューコラム「What’s Next?」
アスカフューネラルサプライのスタッフが、日々どんなことを考え、悩み、挑戦して働いているのか。
個性豊かなメンバーのリアルな声をお届けします。
目次
はじめに

「お葬式って、人生でたった1回きりなんです」
そう話してくれた桒木さんは、アスカフューネラルサプライのアテンダントリーダー。27歳。マネージャー陣最年少でそのポジションを担う彼女は、葬儀の仕事がしたくて入社したわけではなかった、という。
高校生のとき、アルバイト先で田中社長と出会い「一緒に働かないか」と声をかけてもらったことがきっかけ。そこから数年、叱られ、悩み、ぶつかり合いながら、今のリーダー像をつくり上げてきた。
遺族の「明日」を支えるために、アテンダントとして、リーダーとして何を大切にしているのか。編集部・窪田が聞きました。
リーダーになった日のこと
- 正直、めちゃくちゃ重荷でした(笑)
「サブサブリーダーくらいからやらせてほしい」ってお願いしたぐらい。
- 取締役が言ってくれた言葉が、今でも自分の中に残っていて。
「リーダーに任命されたからすぐリーダーになれるわけじゃない。日々、積み重ねていってその先にリーダーになれる。今すぐ求めるのは違うと思ってる。」って。
さらに「俺がそこまで桒木を持っていくから、ついてこい」と言われて。
- 漫画の世界かなって思って(笑)
でも本当に、その言葉が今でも励みになっています。
「分かったふり」をしていた1年間
- リーダーとしてうまくできていないな、と悩んだ時期はありましたか?
- めちゃくちゃありましたし、今もあります。
1番大きかったのは、コミュニケーションの難しさですね。
成長すると、自分が新人だった頃の景色って見えなくなってくるんですよ。
「私もそういう時期あったよ」って言いながら、本当は全然その人の立場に立てていなくて。
自分の価値観だけを伝え続けてしまって、仲間たちがついてこれなくなってしまった時期があって。
- リーダー研修で「自分が知らないということを知りなさい」という時間をもらえたことで、ふっと一歩引けるようになりました。
この人と私は生まれ育った環境も価値観も全部違うから、意見が違って当たり前。
それが腑に落ちたら、なんか急に楽になって。
違う意見をもらった時に、身構えてしまうところがなくなりました。

チームをまとめるということ
- アテンダントは人数が多い部署だと思うんですが、まとめるために意識していることはありますか?
- 一人ひとりの「長所をどう伸ばせるか」をまず個別に伝えていくことから始まります。
目指すゴールは変わらないんですけど、家族葬に特化して咲く子もいれば、別のスタイルで咲く子もいる。
こうだからこうしなさい、じゃなくて、あなたはここで咲いてくれればいい、って伝えるようにしています。
- リーダーとして、日々大切にしていることを教えてください。
- 3つあって。「お互い様精神」「謙虚であること」「誠実であること」です。
この3つさえちゃんとしてれば、自分がミスをしても周りはついてきてくれる。
チームメンバーにも常に伝えている部分です。

明日からも頑張ろうと思えるお葬式とは
- 桒木さんにとって「明日からも頑張ろうと思えるお葬式」とは、どんなお葬式ですか?
- 結婚式って、やろうと思えば2回目もある。でもお葬式って、本当にたった1回きりなんです。
だからこそ、その人が生きてきたエンディングにふさわしい式にしてあげることが大事で。
お酒が好きやったらお酒で送ってあげればいいし、音楽が好きやったら音楽で送ってあげればいい。
100人いたら100通りのお葬式を叶えてあげることができた時、遺族の方たちはその人の人生を誇りに思えるし、その人から受け継ぐものをバトンとして受け取って生きていこうって思えると思うんです。
- そうなんです。遺族の方の表情が少しでも安らかになった瞬間、ああ、一区切り越えられたなって感じます。
スタッフがちゃんとその人が生きてきたことに関心を持って、どう式典で表現するかが、すべてにかかっていると思っていて。
葬儀のお仕事は「究極のサービス業」だなと思います。
さいごに
「100人いたら100通りのお葬式を」
桒木さんのその言葉の奥には、2年前にお母様を見送った経験もある。
送る側として式に携わりながら、葬儀の意味を深く理解したと話してくれた。
だからこそ、遺族の気持ちに本気で向き合える。

最年少でリーダーになり、悩みながらも前に進み続けてきた桒木さん。
今後の目標を聞くと、「女性社員が輝ける会社として、全国的に知ってもらえる展開を作っていきたい」と話してくれた。
チームを支え、遺族に寄り添い、誰かの「明日」を守る仕事。
そこに、桒木さんのリーダーとしての覚悟が、静かに宿っていた。
