「伝える」コラム〈第1回〉「伝える」と「伝わる」はまったく違う

1996年、和歌山県那智勝浦町出身。地元高校卒業後、鉄道会社に6年間勤務し、顧客満足度向上チームリーダーとして活躍。2020年運命の出会いを果たしアスカへ。アテンダント部署でリーダーを務め、産休取得。25年4月に復帰後は、仕事と家庭の両立を目指し総務・広報として活躍中。地元愛が強すぎる人。
「え、地元にこんなおしゃれなカフェあったっけ?インスタフォローしよ!」
が、アスカとの出会い。
2019年11月、前職に勤めて5年が経過した頃、地元が好きすぎて転勤したくなかった私は鉄道会社という大企業から転職しようか気持ちが傾いていた頃でした。
そんな時にInstagramで、おしゃれなカフェ発見!と思ったら、まさかの企業アカウント。
そこに投稿されていたのは、おしゃれでかっこいいオフィスで遊ぶように働く若い人たちの様子。
時にはおやつパーティーをしたり、時には川にエビを捕まえに行ったり。
カテゴリは葬祭業?一体どんな会社?
そんな会社がこんな田舎にあるなんて!?
友人が田中社長と知り合いだというので紹介してもらい、「本当に大企業を辞めていいのかな…」と迷いつつも、とりあえず見学してみようと11月下旬に初めてアスカに訪問。
即、ここで一緒に働きたい!!!
と心を奪われました。
大好きな地元にあるおもしろい企業で働ける未来がもうすぐ来るんだ!というワクワクが今でも忘れられません。
高校生時代は、ホテルの清掃・ビアガーデンで接客・回転寿司厨房のアルバイトを経験。
淡々と裏方として作業をこなすよりも人と接する仕事が私に向いているとわかっていたので、電車通学の学生には一番身近な接客業の鉄道会社に就職しました。
駅員時代には、顧客満足度(CS)向上にとても興味があり、どうすればお客様に快適にご利用いただけるか考えたり、与えられたルーティンワーク以外にも創意工夫する毎日でした。
気が付いたら部署内でCS向上委員に選ばれ、駅のCSリーダーをさせていただくことに。
高校の文化祭や地域のイベントにブース出展したり、今まで会社としてもやったことがない取り組みを企画・実行しました!振り返るとめちゃくちゃ面白いことさせていただいたなーと懐かしく感じます。
6年間勤務したうちの後半3年間は駅運転業務といって、信号・分岐器を操作したり列車を連結・分割したり、切符販売や改札業務以外にも安全かつ円滑な列車運行管理業務にも従事していました。
いつ転勤になるかわからない不安や夜勤の体力的な大変さはありましたが、お客様と接する数分間の中で想像力を働かせて、お客様の望みを常に先回りするのにやりがいを感じていました。
「葬祭業は、究極のサービス業です」
そう、会社見学の際、社長に言われました。
人が亡くなって、2日3日という短い時間の中で誰かが愛した大切な人をおくる、尊い仕事だ、と。
そう聞いたとき、これだ、私はこの仕事をするために導かれてここに来たんだ。
駅員時代の“数分”の接客とは違い、人生の最期を見送る“かけがえのない時間”をつくる責任の重さに、深く心を動かされました。
会社のあり方を聞いて入りたい!と思って入社したものの、葬儀の知識は全く0
通夜と告別式が別の日に行われることすら知らなかった当時23歳の私は、すべてが新鮮で覚えるのは大変でしたが、先輩方が優しく教えてくださり毎日活き活きと働いていました。
2年目には「葬儀人研修」という研修を受けさせていただくことになり、京都に約1年間毎月通い、他社の若手と交流しながら葬儀や接遇、様々な角度から儀礼文化を学びました。
3年目、アテンダント部署のリーダーをさせていただけることに。
プレイヤーだけでなく、マネジメントも学びながらチームをまとめる大変さ、目標達成の難しさを学びました。
充実した日々を送っていたのですが、2023年春に転機が訪れます。
小さな命を授かりました。
入社前から産休・育休はとれるのか社長に確認していたくらい子どもを将来的には授かりたいと考えていたので、とても嬉しかったです。
人手が足りない中、穴をあけてしまう申し訳なさは常にありましたが、仕事どうしよう・・・という不安は一切ありませんでした。
絶対に元気な子どもを産んで、絶対に復帰するんだ!という気持ちしかなくて。
そう思えたのは一重にアスカの環境・仲間の皆さんのおかげだと今でも感謝しています。
妊娠がわかってからはアテンダントから離れ、アスカの皆に支えてもらいながら事務として仕事をさせていただき、11月に産休取得。
育休も合わせると1年5か月ほどアスカを離れ、2025年4月21日に復帰いたしました!!
現在は、事務をしながら、もともと趣味でやっていたSNS関係・写真撮影・動画編集などの能力を活かして広報部のお仕事もさせていただいたりして、毎日楽しく活き活きと働いています!
家族も仕事も、どちらも大切にできる環境に、本当に恵まれていると実感しています。
おもしろい会社だな。と見つけた時からずっと思っています
私の大好きな地元に、こんなおもしろい会社があって幸せですが、こんなおもしろい会社がもっと増えてみんなが楽しく活き活きと働けたらもっと地域が、日本が、世界が元気で幸せいっぱいになるんじゃないかって本気で思っています。
このオウンドメディアでは、日々目まぐるしくアップデートされていくアスカを窪田目線で発信していきます。
これからどうぞよろしくお願いします!